O脚やX脚についての詳しい説明は検索するとたくさんあるので簡単にします。
赤ちゃんはO脚で、2歳ごろまで続きます。3歳頃になると逆にX脚になるのが一般的で生理的O脚、生理的X脚といいます。
小学生低学年までその状態が続き、高学年から中学生ぐらいで自然と矯正されまっすぐな脚になるのが普通です。
あまりにも角度がついたX脚の場合は病的な事があるので専門医の先生にご相談して下さい。
しかしほとんどの子供達が治療の対象にならない事が多いです。遺伝的な事もあり、ご家族にO脚、X脚の方がいらっしゃる場合は子供さんの脚を注意しながら観察して下さい。
病的なX脚でなくても、O脚、X脚気味の子供は今後、生活習慣でひどくなる事がしばしばございます。
またそのような子供達はスポーツなどにより負担が多いためケガも多いのが事実です。
ちなみに私自身X脚気味で学生時代、日々のハードな練習で膝を壊し、大手術をしました。
O脚とX脚の子供達は体がバランスを取るため、変化していきます。
特に注目してほしい所が足(足首の周り、足の裏)です。
人間は2足歩行するため、この2つの足で体重を支え、運動します。O脚、X脚の子供達または大人の方もそうですが、年齢や過剰な運動や仕事、または筋力低下により足に変形がよく見られます。
それによって後天的にO脚、X脚が悪化している場合や、体に痛みを誘発させている場合があります。
一度、変形した足はなかなか元に戻す事は難しいため、子供の内から予防が大切です。
当院では、数少ない子供の足専用の医療用足底板を取り扱っております。
基本的には既製品の足底板を使いますが、対応出来ない場合は、オーダーメイドの医療用足底板も処方しておりますのでご相談下さい。