こんにちは。
つながりの杜整体院、足の専門家の奥田です。
本日は、左足の外反母趾の手術を行なって、右足の外反母趾の手術もする予定でしたが、左足の外反母趾の痛みが手術をしたのに痛みが解消せず歩くたびに足裏にも痛みががり、今のままでは右足の手術は不可能という事で、美濃加茂市から当院にご来院されたクライアント様の紹介です。
外反母趾はかなり悪化していて、クライアント様も外反母趾が原因で、今の症状が出ていると言われましたが、私が症状を診たところ外反母趾が原因で痛みを出しているわけではありませんでした。
上は外反母趾の手術をした左足の写真です。
下の写真は手術前の右足です。
足の変形は進行していますが、外反母趾の手術をしたことが原因で、足の痛みをさらに深刻化しているようです。
その他、体全体にも色々と原因がありましたので、そちらも施術する必要がありました。
すでに足にトラブルがあるので、医療用の足底板はオーダーする事と、足の負担を改善するための治し方を2回の施術でお伝えしました。
一回目の施術で劇的に歩行時の痛みが無くなり、とても喜ばれていました。
話は少し戻りますが、外反母趾を手術によって綺麗にしても原因があるかぎり、母趾に負担がかあかり、痛みは再発します。
さらに手術した事によって、本来あるべき体の自然な動きを失ってしまい、体と足の負担は増大します。
アメリカの足病専門のクリニックでは、外反母趾の手術とセットで、医療用の足底板を必ず処方します。
なぜなら手術が根本的な改善ではない事を承知の上で手術をしているからです。
今回、クライアント様の希望は、足の変形がかなり深刻で、履きたい靴が履けないという事でしたので、右足、外反母趾の手術もする必要はあると思いますが、お伝えしたセルフケアとオーダーした医療用インソールで快適に生活出来るようになります。
現在、足のトラブルでお悩みの方々は早めにケアしましょう。