こんにちは
つながりの杜整体院・かみえど接骨院の院長、奥田です。
本日の症例紹介は、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)についてです。
ちょっと難しい傷病名でお伝えしましたが、簡単にいうと、手首の小指側を痛めたって事です。その小指側に三角の形をした繊維軟骨があり、その軟骨が傷ついたって事です。
ウチの院で多いのは野球少年と手首を使った作業が多い建築系のお仕事や工場で働いている方ですね。ほとんどが男性に発症しやすいです。
女性の場合は、長時間のパソコン業務をしている方が時々なります。
男性が多い理由は力があるし、関節が硬いからだと思われます。
今回のTFCC損傷で関市からご来院されたクライアント様は、野球の強豪高校に行っている男の子です。
知り合いに聞いて色々な治療院、接骨院、整形外科に行っても手首が治らないという事で、今回、クライアント様のご家族がネットで当院を見つけて、ご来院になりました。
今まで他の院でどのような施術を受けていたのか?整形外科ではどのような治療をしていたのか?を聞いたところ
手首周囲の電気療法、マッサージ、アイシング、整形外科では湿布、塗り薬の処方のみでした。
ありがちのパターンですね。
これでは手首の痛みを根本的に改善させるのはとても難しいです。
手首の損傷は、慢性化、癖になりやすいので早期治療開始がとても重要です。
今回も男の子は手首までの体の連動が全くできておらず、使えていない箇所を施術し、体の調和を元通りに戻しました。
その状態を自分自身で維持できるようにセルフケアもしっかり教え、
さすが若い事もあり、ハードな練習をしながらでも、1ヶ月もしないうちに症状は回復しました。
どこか痛みが出ると、どうしても意識がそっちに向いてしまい、本来の体の状況が分からなくなってしまいます。
これはクライアント様だけでなく、治療をする側も一緒です。
もし現在、ずっと治療を受けているのに、なかなか症状が改善しないという方はご相談してくださいね。